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券面の説明(3) - 誤取消防止符号

マルス券・乗車券(鳥取→岡山)

券面右下に C51 と印字されているのは、誤取消防止符号と呼ばれ、発券されたマルス券を手作業で取り消す場合などに、誤った操作を防止するための表示です。

誤取消防止符号は2桁の数字で構成され、券面の記載事項から自動的に算出されています。

自動控除と操作控除

発券されたマルス券を取り消し、指定券であれば、座席をホストコンピュータに戻す作業を「控除」と呼びます。

控除には、マルス端末に券片を挿入して、券面裏面の磁気情報により、自動的に控除を行う「自動控除」と、券面の情報を手入力でマルス端末に入力することで行う「操作控除」があります。

誤取消防止符号

この操作控除や、別項で述べる席番入力機能など、券面内容をマルス端末に入力する際に、ヒューマンエラーによる誤った操作を防止するため、この誤取消防止符号を同時に入力することで、チェックする仕組みになっています。

誤取消防止符号のうち、C99 は特別な番号になっており、誤取消防止符号によるチェックを素通しするワイルドカードになっています。まさに「救急(99)」にしか使用できない特別な番号で、会社によっては操作禁止としているところもあるようです。


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