券面中央に (4− ) と印字されているのは、発行会社の表示です。
マルス券を発売した、発行会社を下記の例に従って表示しているもので、国鉄の分割民営化に伴って、印字されるようになりました。
番号 | 会社 | 番号 | 会社 |
1 | JR北海道 | 4 | JR西日本 |
2 | JR東日本 | 5 | JR四国 |
3 | JR東海 | 6 | JR九州 |
旅行会社端末の場合は、所管の会社により印字が行われます。
下記のマルス券は、 (2−タ) と印字されていますが、マルス券の区間が他社にまたがったり、他社の区間であったり、他社に関連するマルス券には「タ」の表示がなされます。
写真上の例では、JR西日本の岡山駅で発売され、全区間がJR西日本で完結しているため(自社完結)、(4− )となります。(なお、第三セクターである智頭急行経由の乗車券ですが、あくまで他社関連の判定は、JR他社へ関連しているか否かとなるため、この場合は自社完結となり、「タ」の印字は行われません。)
一方、写真下の例では、JR東日本の平井駅で発売され、JR東海→JR東日本にまたがる区間のため(他社関連)、(2−タ)となります。
これらの発行会社と他社関連の表示は、JR部内で収入管理を行う上で、使用されています。