札幌駅東改札口のMV30型端末です。傾斜型券売機に並べて設置されており、他に9台ある傾斜型券売機に同化する形で設置されています。快速「エアポート」のuシート専用となっており、まさに指定席券売機的に機能を絞って、使いやすくしたのは成功と言えるでしょう。
購入可能な指定券は、札幌発の快速「エアポート」停車駅相互間の座席指定券となっていますが、空港専用に特化するため、小樽方面の指定券は購入できません。
ただ、快速「エアポート」の指定券は、思い切ってマルスから切り離し、名古屋地区のホームライナーのように、傾斜型券売機で発売できるようにしても良かったような気がします。現在では、MV端末と一般の券売機の垣根が存在するため、そういう考えを持ったわけですが、将来的にその垣根が無くなることを見込んで、マルス収容を動かさなかったのでしょうか。
端末の外観としては、上部の行灯部分がuシートの赤色で強調されており、非常に目立ちます。運賃・料金も周辺に書かれており、買う前から値段がわかります。小樽方面はみどりの窓口へとの案内が小さく書かれています。
空席案内にIMEのツールバーが表示されてしまっており、実はwindowsベースで作られていることがわかります(笑)。
1枚目の画像の反対側から撮った写真です。上部に都市間往復割引きっぷ(Sきっぷ・Rきっぷなど)の案内がありますが、ここの下に券売機2台分のスペースがあります。この左側にはすぐ、東みどりの窓口がありますが、東みどりの窓口内にも、その後汎用のMV端末が2台設置されることになりました。
ただ、東みどりの有人窓も常に3窓程度空いていることから、大都市の駅にある、みどりの窓口としては、それほど混雑することがなく、MV端末を利用する意義が見出せないのです。汎用のMV端末はこのスペースに置いても良かったのでは?と思います。
(2009/07/27追記)読者からの情報によりますと、東みどりの窓口に設置されていたMV端末が、1番2番券売機の位置に移設されたようです。
マルス端末、出札、改札、その他、営業に関する小さなトピックスを紹介するミニコラムです。現在、以下のコラムを掲載しています。