JRの駅以外でも、旅行会社などでJR券を発売するために、マルス端末が置かれていることがあります。大手の旅行会社では、旅行業を含めた複合的な発券業務ができる専用端末が置かれていますが、中規模の旅行会社ではマルス端末が使用されることが多いようです。
この項で説明する旅行会社向けのマルス端末は、JRの駅で使われているマルス端末と異なり、プリカット用紙を使用する発券プリンタが使われます。
端末の画像 | 機種名 | 印字 | 用紙 | 設置箇所 |
端末の説明 | ||||
MR11型 | 熱転写 | プリカット紙 | [設置箇所] | |
MR12型端末を基本にした端末で、MR12型端末がロール紙プリンタを採用しているのに対して、MR11型端末ではプリカット用紙を使用する発券プリンタを用いています。CRT(またはLCDパネル)をディスプレイにしており、主にマウス操作によって発券業務を行います。 | ||||
MR31型 | 感熱 | プリカット紙 | [設置箇所] | |
MR32型端末をベースにした端末です。写真奥に写った緑色のフロントパネルの機械が発券プリンタですが、プリカット券とインクリボンが不要な感熱プリンタを採用することで、MR10系列のマルス端末と比較すると、驚くほどの省スペース化が実現できていることがわかります。MR32型端末同様に、LCDタッチパネルを操作部に採用しているため、操作性も向上しています。 |
※ このページに掲載されている、MR31型端末の写真については、(4-タ)さんからご提供いただきました。準備中と表示されている端末の画像を提供していただける方がいらっしゃいましたら、管理人までお知らせください。