およそ 横19mm×縦7mm の大きさで、M型以降のマルス券右下に印字される割引印章を集めてみました。実券で収集するのは、たいへん難しい印字があり、研究分野としても興味深いと思います。
最近では、企画券に基づく表示が多数登場していたり、また割引の資格者を確認できる証明書等を携帯する旨の注意書きが入れられるようになり、バリエーションが広がっているのも特徴です。
発売時に割引証の提出、乗車時に学生証の携帯が必要。普通乗車券(片道・往復・連続)が発売可能。
割引印章 | 割引率 後払等 | 解説 |
2割 | 学割(JR) - 学生・生徒が片道の営業キロが100キロを越える区間を乗車する場合。 | |
鉄社学割 | 2割 (JR線) | 学割(JR+社線) - 学割の連絡運輸で、旅客鉄道会社線、社線とも割引の場合。 |
国社学割 | 2割 (国鉄) | 学割(国鉄線+社線) - 学割の連絡運輸で、国鉄線、社線とも割引の場合。国鉄時代の表示。 |
社学割 | 学割(社線のみ) - 学割の連絡運輸で、社線のみ割引の場合。 | |
1割 (復割) 2割 (学割) | 往復割引+学割 - 学割で片道の営業キロが600キロを越える区間を往復乗車する場合。旅客営業規則上、唯一認められた重複割引の例。 | |
鉄社復学割 | 1割 (復割) 2割 (学割) | 往復割引+学割(JR+社線) - 学割で片道の営業キロが600キロを越える区間を往復乗車する場合で、旅客鉄道会社線、社線とも割引の場合。 |